第二章:琴音と祥夜

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女の子「私、入学式のとき……榊原先輩が2年生代表で話してたの見て……。それで、カッコ良くて…しっかりした人だなって思って……その、す…好きに、なりました…///」 着いた瞬間見えたのは、声を震わせながら告白してる女の子。 そして女の子をじっと見つめている祥夜。 祥「……ごめん。気持ちは嬉しいけど、俺彼女いるから」 照れるわけでも困惑するわけでもなく、真っ直ぐ女の子を見て祥夜は答えた。 何十回も告白されてるから、慣れもある。 女の子「……そ、うですよね………。榊原先輩には、琴音先輩がいますもんね………っ。ごめんなさい……」 女の子は泣きながら走って行った。 祐「あの子、1年の間で人気ある子じゃん。もったいね~!」 祥夜のとこまで言って、祐斗はつぶやく。 夏:祥「「最低」」 見事に祥夜と声がリンクした。 祐「わー!ごめんなさい!」 琴「祥夜、くん…」  
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