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女の子「私、入学式のとき……榊原先輩が2年生代表で話してたの見て……。それで、カッコ良くて…しっかりした人だなって思って……その、す…好きに、なりました…///」
着いた瞬間見えたのは、声を震わせながら告白してる女の子。
そして女の子をじっと見つめている祥夜。
祥「……ごめん。気持ちは嬉しいけど、俺彼女いるから」
照れるわけでも困惑するわけでもなく、真っ直ぐ女の子を見て祥夜は答えた。
何十回も告白されてるから、慣れもある。
女の子「……そ、うですよね………。榊原先輩には、琴音先輩がいますもんね………っ。ごめんなさい……」
女の子は泣きながら走って行った。
祐「あの子、1年の間で人気ある子じゃん。もったいね~!」
祥夜のとこまで言って、祐斗はつぶやく。
夏:祥「「最低」」
見事に祥夜と声がリンクした。
祐「わー!ごめんなさい!」
琴「祥夜、くん…」
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