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祐「あ゙ぁあ゙あっつーーっ!!」
歩くだけで滴り落ちる汗。
制服は汗でびちょびちょ。
祐斗の叫びは、虚しく蝉の声で掻き消された。
夏「暑すぎだろーっ!!」
琴「日射病になりそう…」
祥「今日40度越えるって天気予報で言ってた」
夏:祐:琴「「「うっわー」」」
祥夜の言葉に、さらに暑さが増した(気がする)。
祐「なーなー!コンビニでアイス買おうぜー?」
夏「いや、お金ないし」
祐「祐斗様が貸してやる」
琴「ほんと?ありがとー☆」
夏「へー。奢るんじゃないんだ?」
祥「ケチ」
素直に喜ぶ琴音とは対照的に、文句を言う。
祐「そんなこと言うなら、夏と祥夜には金貸さないぞ!?」
夏「あ、この前貸した100円に利子つけよっかな~♪」
祥「俺は昨日貸した500円に」
黒い笑顔で祐斗に微笑みかけるあたしたち。
祐「ひどっ!!」
この後、祐斗が3人にアイスを奢ったのは言うまでもない。
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