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シンとレイは教室に入り自分の席についた。
それから数分後に担任であるアスカが入ってきた。
「今日は、昨日の説明どおり魔武器を作ってもらう」
「じゃあ闘技場に行くぞ」
アスカはみんなに知らせると先に行ってしまった。
「じゃあ、闘技場に行こっか!」
「ああ…」
シン達が着いたのは最後だった。
「お前ら遅いぞ!」
「「すいません!」」
アスカの気迫に負けシン達は素早く頭を下げた。
「まぁいい、これから魔武器の作り方を説明する」
「まずこの鉱石はマジック・ストーン?とかいう特殊な鉱石で、魔力を流さないとこれはただの石だ」
「で、この鉱石は魔力の量ではなく質によって変化する」
「魔力の質が良ければいい魔武器が作れるが、がむしゃらに魔力を込めればマジック・ストーンが壊れるからな」
「じゃあ、各自で作ってくれ!マジック・ストーンはここにある」
アスカを見ると長い説明を終えてグッタリしているようだ。
「これじゃあ、なかなか取りに行けないね」
レイが見ている方に目を向けるとマジック・ストーンを生徒達が我先にと取ろうとしていた。
「あっ、言うのを忘れていたが4人くらいのチームで作ってくれ」
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