§始まりは突然§

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「それでさ、仕事はどうだったの?」 「いつも通り忙しいんだけど、なんか抜けてて…」 「ははは…やっぱり!」 山ちゃんの笑顔をみて赤面してる人、一名。 二人の後を憤怒の形相で尾行している人、一名。 周りはこの異様な光景を目の端に捕らえながらも帰路を急ぐ。 「でね、そのとき…「山ちゃん!」」 山ちゃんとゆうと君がいきなりの声に振り返ってみると、小柄でありながらも引き締まった体つきをしたちぃが、吸い込まれるような笑顔をして走ってきた。 「ちぃ!どうしたの?友達と一緒にゲームセンターに行くっていってたじゃん」 「うん!いまね、かえるとこ」 「そっか!一緒に帰る?」 「うん!」 「あ、あのぉ~枠外ですか?」 ゆうと君の寂しそうな声… 「ちが「うん!」うよ!」 「え?ちぃ?」 「な、何でもないよ。ゆうと君お仕事お疲れ様!」 「ありがと☆」 危なかった~、ゆうと君にばれるとこだった。 山ちゃんも不振がっていたけど 山ちゃんとツーショットなんか絶対にならせないからねっ! くーっ!もーっ!ぐやじー! せっかく山ちゃんを独り占めできたのにーっ!(怒) ちぃ!絶対に負けないから 大成功!! やったね、ツーショット阻止! ゆうと君、相当悔しがってるみたいだけど、知ーらないっと! 次は山ちゃんを渡さないから! きょうは楽しい一日になって良かった。 みんなと会えたしね。 なんかさっきから2人ともやけに優しく接してくれて、 僕はとってもHAPPY!です。 明日もいい日になりますように
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