第1章[お菓子のオマけ]

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彼がこんなに驚くのは、なんとなく想像できた。 たぶんこの二人は付き合っているのだろう。。 だから僕と遊ぶことに対して、こんなにも不思議がるのだろう。 核心を聞いたらこの場所から帰ろうと決断し、彼へ質問を投げ付けた。 「おいおい、Bはなんでそんな驚くんだ?理由でもあんの?」 「あ、いや。何度も聞くけど本当にあいつなんだな?」 「おいおいしつこいって。もうこの際ハッキリ言ってくれよ」 彼は少し下を向き、恥ずかしそうな小さい声で言った。 「あいつ、2年前に死んだ」 「は?」 「婦女暴行で」 「は?」 「葬式にも行った」 「は?」 こんな見え透いた嘘を付くなんて許せなかった。 自分が付き合っていることをひたかくしにし、嘘をつくなんて最低な奴だ。 そんなにも彼女から僕を引き離したいのか? 素直に言えばいいのに何を考えているのだろうか。 僕は阿保らしくてその場所を後にした。 家に帰り、彼女にさよならを言う為サイトへ侵入した。 しかし、彼女のプロフィールは変化し、大好きだったあの写メは、着物を着たおばあちゃんに代わっていた。。 『オマエヲニガサナイ』
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