第一章

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‐木の葉、近くの森‐ 〔皆、準備はいいか?〕 サスケが通信機を使い、下忍たちに確認を取ると、 〔先生、何時でもいけるぜ!〕 〔準備できました。〕 〔…行けます。〕 と、ここ一週間で聞き慣れた、三人の下忍たちがそれぞれに答えた。 その返事を聞きながら、サスケは改めて、任務の確認をした。 〔今回の任務は迷子の猫の発見・確保だ。二回目だからといって油断するなよ。〕 その、サスケの忠告に三人は“ハイ”と元気よく返事をした。 その時、茂みから耳にリボンをした、猫が飛び出してきた。 サスケが素早く確認しターゲットであることを確かめると、通信機を使い、三人に指示を出した。 〔ターゲットのとらだ。俺が合図をしたらかかれ。……今だ!〕 サスケの合図に三人は一斉にターゲットであるとらに飛び掛かった。
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