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「ちょっと待て、ナルト。俺は此処、一ヵ月、休みなしで任務についてたんだぞ。サクラともまともな会話もなしで。それに……」
そんなサスケの抗議を聞き流しながらナルトはサスケが落ち着くのを待った。
しばらくして抗議の声が止んでからナルトは本題に入った。
「わかってるってばよ。今回の任務は里から離れるような任務じゃない。」
「もちろん、サクラちゃんとも好きなだけいられってばよ。」
その言葉にサスケは柄にもなく顔を赤くした。
「そ、そんなことより、任務はいったい何なんだ?」
気分を切り替えるように言ったサスケの問いにナルトは答えた。
「あぁ、実は任務と言うよりはお願いでな。新しい下忍の担当上忍になってほしんだってばよ。」
「第七班のな……」
その班の名前を聞いたときサスケは軽く目を見開いた。
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