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ーーー真っ白で統一された冷たい地下の研究所。
そこでは絶え間無い銃撃の応酬が繰り広げられていた。
通路にはすでに兵士の死体が所狭しと見受けられる。
(少し出遅れちまったか)
H型になった通路を挟み、反対側からとめどない攻撃が続けられ、あちこちの壁や床に銃痕を残す。
その物陰から、マシンガンで対抗する仲間の姿があった。
通路から顔を出し一通り銃撃した後、壁に引っ込んだその男はナイトレイドを視界に捉えるまでもなく怒鳴り付けた。
「テメェ、遅ェんだよッ!どこほっつき歩いてやがった!」
「グレゴール。〝歩く爆弾男〟とまで言われたお前が手こずる相手か?」
「黙れ!こんな場所で派手にかませるかッ!つうか任務中は【B.B】だッ!」
「はいはい"ブラック.ボム"」
ナイトレイドはどうでもよさそうに目の前の巨漢を見据えた。
「いいからあいつらなんとかしろ!奴らのいる先には研究室があんだぞ!"あれ"が盗まれたらおしまいだッ!」
こめかみに青筋を立てながら唾を撒き散らすグレゴールーーーいや、B.B。
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