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壊れてしまいたい
何も考えられなくなるほどに…
死ねないのは分かっていても 何かの間違いで 死ねたらﾗｯｷｰとは思っていた
眠ってない お酒の入った 回転しない頭で 火のついた煙草を握りしめる
この痛みもたいした事なかった
心の痛みを忘れるくらい 体を痛めつけたかった
夕飯を作りながら彼の帰りを待っていたら 作っている途中で 遅くなるから ご飯はいらないとメールがきた
遅くなる…
どうして?
ご飯は誰と?
聞きたいのに聞けなかったｲﾗｲﾗは 自分にぶつけるしかない
ちょうど ﾌﾗｲﾊﾟﾝにひいて温めている所だった…
油…
ｲﾗｲﾗに任せて ﾌﾗｲﾊﾟﾝを思い切り引いた
右手の指 全部に油がかかった…
痛みでｲﾗｲﾗを ほんの少しの間紛らす
この痛みは あたしみたいなのが 生きてる罰…
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