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大輔といても 何を話していいのかが分からない
ただ ひたすら何も感じちゃいけない 何も考えちゃいけない…
頭がもういっぱいで 考える事を止めなければ 破裂してしまいそうだった
考える事を止めようと思ったら 悲しいとか 寂しいとかも 段々と 薄れてきた
自己防衛策
ただ 毎日 ぼーっとしていた
この頃のあたしは
一緒にいる 大輔の方が かなり苦痛だったと思う
生きてる実感なんてなかった
ただ ぼ~っとしているだけなのに 意識していないうちに 涙が溢れた
涙って 涸れないんだなぁ~と 他人事みたいに思った覚えがある
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