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たまに 人と一緒で どうしても食べなくてはいけない時には とりあえず食べて吐いた
初めは苦しくて 目に涙を浮かべながら 少しずつ吐いてたのが 吐くのに慣れてくると わりと簡単に沢山吐けるようになった
そうなると 食べたいのを我慢するより ガツガツ食べて 吐いちゃえばいいんだ〓と その方が楽な事に気づく
胃に物が残ってる時の方が 体が重く感じて ダルいし 吐くまでイライラしてる
むしろ 空腹の方が 調子がよかった
学校の体育の時間もバイトで走り回る事も 痩せてからの方が 体がよく動いたような気がする
でも それは 痩せて お洒落も楽しくなって そんな自分に浮かれていただけ…
調子がいいと思い込んでいたのはあたしだけで
あたりまえのように生理はとまり
母からは 骸骨みたいで気持ち悪いと言われた
それでも どれだけ痩せても 満足という事はなく
指には 吐きだこができ
食べたら吐く…が 当たり前になると ごちそう様でしたを言った直後から 吐き気がして 吐いてしまわないと どうにもならなくなっていた
何を食べるかを選ぶ時は 食べたい物 ではなく 吐きやすいものが基準になった
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