9298人が本棚に入れています
本棚に追加「ほら、バイブを動かして。」
海斗に指示されるままにバイブに手を伸ばす。
スイッチを入れると中で激しく唸った。
「はっあぁっ!」
その振動に体が震える。
「気持ち良いか?」
海斗に聞かれて必死に首を振ったが、うねるバイブは私の良い所ばかりを掠めて否応なく声が漏れた。
振動するバイブに手を添え出し入れを始める。
「あっ…んん…」
「…いやらしいなお前は。」
「ち…が…あぁんっ!」
否定が全く真実味を帯びない。
やだ…なんかもう…。
海斗に見られて恥ずかしい筈なのに蜜が結合部からしきりに溢れ出た。
久しぶりの快楽に、既に視界がぼやけてくる。
「……」
ただ身を捩り喘ぐ私の顔を海斗は無表情に見つめていた。
「あっ…もうダメッ…」
私が最後のスパートにかかろうとすると、いきなりその手を強く掴まれる。
「やっ…何…?」
ぼやけたままの視界で海斗を見上げた。
「…何故俺に言わない?」
「え…?」
「したかったんだろう?…もう随分してないしな。…なら何故俺に言わないんだ。」
怒っているのとは違う。
なんだか、悲しい目をしていた。

最初のコメントを投稿しよう!