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「・・・・・・へぇ!?」
何を言われたか理解すると、声を上げてあたふたし始めるアリア。
「ホントに良いの?契約しちゃったら・・・ずっと私と居なきゃイケないんだよ?」
「アリアさえ良いのなら俺は構わない」
顔を上げて、真剣な顔でアリアを見つめる紫音。
その顔を見て頬を赤くし俯くアリア。
「そりゃ私はうれしいよ・・・・でも・・・四六時中一緒に居ろって訳じゃ無いけど少なくとも行動の制限が付くよ・・・・それに一度契約を交わしたら二度と解除する事は出来ない・・・・」
俯きながら言うアリア。
声には何時もの元気は無い。
結局は人の事を一番に考えてしまうアリア。
そんなアリアに思わず顔が自然と笑顔になる紫音。
まったくこいつは・・・
「たまには自分を一番に考えてもいいんじゃないのか?」
「えっ?」
顔を上げるアリアに紫音は言葉を続ける。
「お前は人の事ばかりで自分は二の次にしてしまう所がある様だ・・・それもお前の持ち味なのだろうが・・・
少しは自分に正直になれ、俺の主人になるならそれ位で無くては困る」
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