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「いや~、しっかし冷たいな!!!ハハハ!ドンマイ春!」
下駄箱の手前の廊下から全て盗み見していた慎が笑いながら出て来た。コイツ…隠れて見てやがったな
しかし、そんなことはどうでも良かった。
「慎…」
「ん?何真剣な顔してんだ?まさか落ち込んでんのか!よしよし、胸に飛び込んでおいで!ウェルカム!」
あまりにもうっとうしいんでとりあえず羽交い締めをしておいた。
「ギブギブ!!おほっ…うは…」
声にもならない声を出したところで放してやるとゲホゲホとむせていた。
「やりすぎだろ!!」
と言い明らかに怒っている様子だ。
「なぁ、慎…
神原さんと喋ってしまった」
「は?」
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