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3組…そういや慎がなんかいってたな。
そんなことを考えながら慎に見習い教室から顔をひょっこり出した。
周りを見渡すと俺達と同じようなことをしている人達が何人もいる。……というか増え続けている。
早く来いって言ったのはこの為か…と自分の中で慎の行動に合点が行き頷きながら納得した。
んで、こんなに騒ぎ立てている人はどの子だと思い、教室を見渡した。
すぐに分かった。
綺麗に手入れされている肩より下まである栗色の髪。
凛としているが華奢な体。
白くて目は人より少し大きく、遠くから見てても分かるほどの柔らかいピンク色の唇。
綺麗な高い鼻。
そしてこれ以上無く整っている顔つき。
俺は数秒。彼女に魅力されていた…
この高鳴る心臓はなんなんだ…
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