Geschichte vom Unterseeboot

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Geschichte vom Unterseeboot

ドイツ第三帝国が世に名を知らしめた、Uボートという有名な潜水艦がある。 なぜ世に名を知らしめる事が出来たのか、その理由を人々に問うと―。 「性能が良い潜水艦だったから」 ・・・っという答えが、必ずと言って良いほど返ってくる。 それは違う。 確かにUボートは性能が良く、名を知らしめるに相応しい潜水艦であった。 だが、そのUボートは無人で動いている訳ではない。 Uボートという潜水艦が真価を発揮できたのは、優秀な“艦長”と“乗組員”がUボートを操っていたからだ。 彼らはUボートと共に海中に身を潜めて獲物を待ち伏せ、自らの存在を気付かれる前に敵を海中に引きずり込んでいく・・・。 そんな見えない悪魔のような存在のUボートを、連合国は“灰色の狼”と呼んで恐れた。
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