第一章 出会い

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俺は隼人。前働いていた旅館で今働いている職場の系列病院の院長先生に引き抜かれて、今はヘルパーステーションの調理場を任されている。 基本的に利用者さんの3食と職員さんのお昼、夜の希望者分のご飯をつくっている。 俺には一人前の板前になるっていう夢があるのにこんなとこで何してるんだろうな、俺。 そんな気持ちで働いていた俺に、数日後、運命の出会いが訪れる。 「お昼お願いします。」 「はぁぃ。」 ん?聞いたことない声だな。そぅ思いながらふとその人を見ると、恥ずかしそぅに俯いていた。かわぃぃ。これが一目惚れってやつ? 「見ない顔だね。新人さん?」 「はぃ、斉藤夏樹ってぃぃます。ょろしくお願いします。」 「こちらこそ。ょろしく。」 俺は満面の笑みで返す。 「は、はい。」 ってか、テンパり過ぎ。顔真っ赤にして、マジかわぃぃから。
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