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「そこまで言ってないよ。」
「どうせ童顔ですょ。」
彼女は怒ってる。可愛いから恐くないけど。
「すいかおまけしとくから機嫌直してよ～。はぃ、できたょ。」
「ありがとうございます。」
夏樹はそれだけ言ってプレハブに行ってしまった。
俺、怒らせること言ったかなぁ？怒ってるとこも可愛いから困るよなぁ。自覚してんのか？
それから俺は夏樹に会う度満面の笑で挨拶をした。
言っとくけど、みんなにも笑顔だょ？笑顔だけど、夏樹には特別心からの笑顔を向けた。
気づいてないみたいだけどね。あの鈍感。きっとみんなにもこんな笑顔あげてると思ってるんだろぅ。想いを伝えてもないのに気づけって言う方が無理なのか？
過去夏樹を好きになった人は苦労してきただろうな。と勝手に思い、苦笑いをした。
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