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「ずいぶん楽しそうだったじゃん。一目惚れか?」
そぅ言って俺をニヤニヤしながら見ているのは同じ調理場で働く高橋さん。
「そんなんじゃないですょ。同じ年の子が入ってくれたのが嬉しいだけで。」
慌てて否定しているから、高橋さんには本心がバレてるだろう。
「無理すんなって。」
「無理してないですし。」
「はぃはぃ。」
俺たちはそんな話をしながら休憩室で競馬をみていた。
ってか、今更だけど夏樹ちゃん用ある度に来すぎじゃなぃか?
まぁ、ヘルパーのみんながなんか企んでるんだろうけど。
俺の感じるとこ俺と夏樹ちゃんをくっつけよう作戦ってとこかな?
本人は何も考えずに来てそうだけど。鈍感だし。
そんなことを考えていると、
「ごちそうさまでした。」
とぃぅ夏樹の声がした。
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