ＮＥＩＲＯ

聖『…これからは俺が
アキの傍にいるから。
美紀、自由になって？』

美紀『…ううん。
最後まで傍にいたいの。』

聖『…美紀。大変じゃない？おまえ夜も
飲み屋でバイトだろ？』

美紀『…そんな事いいの。私はまだ、
アキの事好きなんだ。
聖クンから見たら、
私ってきっと、
馬鹿みたいよね？』

聖『…そんな事ないよ！！でもアイツはきっと、
勇也以外は…』

美紀『…うん。そうだね。彼以外は愛せないよね…』

聖『…それでも？…』

美紀『…うん。
私もアキ以外
愛せない…。
今はどんな形でも、
アキの傍にいたいんだ。』

聖『…美紀。
おまえは最高にいい女だよ(微笑み)』

美紀『…有難う。』

聖『…じゃあ、仕事中の
Ｃａｒｅは俺がする。』

美紀『…心強い味方ね。』

聖『…勇也には
どうしよう？』

美紀『……』

聖『自然に解るか？…』

美紀『…そうだね。
しばらくは黙ってよ？…』

美紀『…忙しい所ごめんね？…有難う。聖クン。』

聖『オウ✋
困った事あったら、
なんでも俺に言えよ⁉』

美紀『…ん。有難う。
じゃまた。』

聖『…美紀‼
アキをよろしく頼むな⁉』

美紀『うん。
おやすみなさい。』

こうして俺達は別れた。