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「……あのさ、鍵……これで3つなんだけど?」
ヤンに全ての鍵を見せたのが間違いだったな?
「そうだよ?3つ無いとサスムに会えないよ?」
まるで当然のごとく言われて……少しだけ腹が立つ
「で?どこに行けばいいの?」
流石に…車を止めた先にはサスムの姿なんか見えない
「あのホテルだよ?」
指さされたホテル。何でホテルなんだ?
「分かった。ありがとな?」
ヤンにも軽いハグを贈って車から降りれば頑張ってねの一言が聞こえた
手をあげて応えればまた危なっかしい運転で去っていった
さ、愛しい人はどこで待ってるのかな?
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