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ヤンに貰ったアンティークの鍵を使えば…開いた。
中は暗くて…全く見えない。
「サスム?」
名前を呼んでも応答が無い。中に足を踏み入れれば……突然温もりに襲われる
「サスム……背中じゃなくてこっちにおいで?」
甘い体温で分かる俺のサスム。俺の言葉に場所を変えてる
「誕生日おめでとうございます」
やっと…触れられる喜びと会えた嬉しさ
唇を合わせれば…しっかり応えてくれる柔らかい唇
一週間の切なさを埋めようと貪れば背中に回された腕に力が入る
散々口内を犯してから唇を離せば…銀糸がひく
「何でこんな所にいるの?」
サスムの顔中にキスをしながら聞けば…楽しげに笑ってる
手を引かれて移動していけば眩しい位のライトがついた
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