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一方で人の思いなどそれぞれだ。争いを嫌って、仕方なくそれと向き合う者もいれば、争いを好み、その荒波に自ら突入する者もいる。様々な感情が混在するから、物語は紡がれて、思いがけない物語が生まれていく。
百人いれば百通りの物語が生まれる。その中では、シュウ達の思惑など無きにも等しいだろう。
窓の外は夕焼け空が支配している。燃えるような赤に、夕時の黒い影がそそりたつ。その対比が物悲しさを演出していた。
とき同じくして学園内では、再びルーキーズVS三年生の抗争が始まろうとしてたのだ__
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