[仄]

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気付けば。ぼくのそばを。音もなく。舞ってる。光たち。それは。君。の光。だと。僕は思う。明るいときも。いるんだ。でも暗く。なんなきゃ。気付かない。そんな控えめな。ダンサーたちは。生まれながらの。明るさで。僕のココロで。踊りを。始める。音は。ないから。自分で。曲を想い描いて。ダンサーに。捧げてみる。君は。そっと。僕の手。をとり。軽やかな。ステップ。教えてくれる。初夏の夕べ。は飛躍の。予感。君の指。に仄かに光るホタル指輪。が僕の指。に移され。しばし。空気の粒。として。僕らは。清き水を楽しむ。君は。蛍。ココロの灯☆image=253494036.jpg
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