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「父さん、どうしたの?」
「ゆりちゃんのことだが。」
「…」
父と僕はベッドの上に座った。
「お前、あの子にだけは惚れたりするなよ?」
は!?父さんはいきなり、何言ってんだ!?と僕は心の中で叫んだ
「お前の気持ちはわかる。お前、彼女に惚れてるんだろ?」
僕は正直にうなずいた。父さんは首でうなずきながら。
「だから、諦めろ。彼女には…とにかく。恋愛禁止令だ。わかったな?」
父さんは僕に肩を軽く叩き部屋から出て行った。なんなんだよ。意味わかんね。僕はゆりの部屋へむかい。
「いる?」
と言いながらノックをした。
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