灰色の扉

2/2
前へ
/90ページ
次へ
※登場人物に名前がないのでAとBに省略させて頂きます。 好きなキャラクターの名前を入れて読んで下さい。 Bが唐突に、私に話しかけて来た。余程、私は暇人に見えたのだろうか? Bの事だ、どうせくだらない話しだろう。 B「なぁ?お前、幽霊信じる?」 A「はぁ?」 何を唐突に言うんだ、こいつは。 案の定、やはりどうでもいい会話だった。 仕方がない。ここはさっさと話しを蹴りつけて終わらせよう。 A「私は不可視な生き物は信じていないよ。そんなモンは、人の心理をついた暗示に過ぎないんだよ。信じるだけ、無駄無駄…」 B「じゃ…俺が幽霊だといったら?」 A「はぁ?ありえないし、なんでお前が幽霊なんだ?証拠でもあるのかよ…うえっ!?」 ふと私はBの下に振り向くとBは下半身から下がなかった。 …という風になったら、面白いのになぁ~。私は思わず、にやりと微笑んだ。 B「ねぇ、A…聞いてる??」
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加