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初めは天上人の有利で始まった戦争だが、選民思想を嫌うベルクラント開発チームが地上軍に寝返った事で、形勢は逆転した。
彼らは天上軍に対抗すべく、レンズ技術を結集させた最終兵器『ソーディアン』を作り上げたのである。
知能を持つ剣、『ソーディアン』
そしてその"ソーディアンを操る者"『マスター』達の活躍により、ついに地上軍は勝利をおさめる。過ちを繰り返さぬために、空中都市は海底深く沈められた。
ソーディアンたちは自らからの意思で永い眠りについた。
自らを兵器と自覚する彼らにとって平和な時代に用はないのだ…
やがて永い時がたった。
人々はレンズの恩恵を受け、小さな衝突はあるにせよ、おおむね平和な日々を過ごしていた。
天地戦争も空中都市も今では遥か昔のできごととして…
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