19254人が本棚に入れています
本棚に追加
「叶夢くん?」
「俺はガキじゃねぇんだから人形なんかで遊ばないんだよ!」
シュンとする彼女…
「わ、わかったよ!お絵描きなら付き合ってやるよ」
ニコッと笑う彼女…
(仕方ない…ここで泣かれたらまた親に叱られるしな)
彼女は紙とペン、クレヨンを机に広げた。
「見て見て!こっちが叶夢くんでこっちが笑花!」
(髪が長いか短いかの違いしかねぇな…
あっ!スカートとズボンか…)
「へぇー上手だな」
俺は棒読みで言ってやったが彼女は嬉しそうだ。
最初のコメントを投稿しよう!