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笑花はいつもママとお散歩する公園に叶夢を連れてきた。
公園に行くと数人の男の子が輪になりサッカーボールを蹴りあっていた。
「俺、叶夢!仲間に入れて?」
「「「いいよぉ」」」
「笑花もっ!」
「危ないからあっち行ってろ」
叶夢はすぐに輪に入ったが笑花は仲間に入れてもらえずに一人で砂場へ向かった。
(叶夢くん遊んでくれない…つまんないや…)
笑花が一人で砂の山を作っていると仔犬が一匹笑花に近寄ってきた。
キャンキャンキャン…
「可愛いっ!」
笑花は泥んこまみれの手をパッパと払うと仔犬を抱き上げた。
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