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INSide By 紫音
姫 いつも 隣に
居てくれた 姫に
伝えたかったこと
ずっと 隣にいてくれると思っていたから
ごめんね 姫 の気持ち 考えずに 甘えすぎていたんだね
【大切な温もりがこの手から離れて行く】
〔黒いバラの花弁が宙を舞う〕
【この宇宙(そら)の彼方】
〔紫音と姫、2人は、空いっぱいに広がる星空を見上げる紫音は優しく微笑み姫を抱き締める〕
【二人の出逢いは奇跡だろう】
〔抱き締めていた姫の姿が消えて、黒いバラの花弁が舞散る~〕
俺は、姫の姿を 探して 辺りを見渡したけど姫は
見つからなかった暖かかった姫の温もりがふわりと消えた。
〔紫音の後ろを風が吹き抜け星空を見上げる〕
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