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そこはちょっとした林のような場所だった。走ってきたせいか多少息を乱していた。
撃ち合っていたのは…暗殺者と沖田亮介の2人のみ、よく目を殺し見てみると、亮介からは血が流れていた。左肩に穴が開いていた。
傍らには、その暗殺者であろうか、撃たれ2人が転がっている。
西郷弘と山倉博子。そしてガタガタと震えてしゃがみ込んでいたのは、鈴木美緒だった。
太郎 「どうしたんだ、一体何があったんだ」
美緒に近づき太郎は声をかけていた。
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