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「いやあ…マジ、タイプなもんで…」 中島は悪びれずに言った。 好きな食べ物、好きなタレント、好きな映画…中島が、次々と、サキを質問攻めにする。 「中島。それじゃあ、まるで警察の職務質問だよ」 健吾が、苦笑しながら言った。 「あははっ、そうだよな。しかし、マジ彼女にしたい」 サキは、中島の強引なアプローチに少し戸惑っているように見える。 「2人でデュエットでも歌ったら?」 健吾が言った。
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