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陽の光を浴びて歩き出すこの道を
すべてを包み込んでくれるあなたを想い重ね
私は一歩 また一歩と歩みを進める
わずかな記憶に願いを込めて 手をかざす
あなたと手をつないで歩いた散歩道
犬に怯えた私を抱きかかえ歩いてくれた
『内緒だよ』と秘密で二人で向かった目的地
不思議とあの頃に戻りたいとは思わない
残された事実はあなたと私の記憶の中だけ
二人だけが知っている事だと思うと嬉しく思えた
あの頃がとても幸せだったよう
つないだ手があなたの温もりを 耳があなたの声を
目があなたの姿を焼き付けて消える事はない
いつしかあなたが私を忘れたとしても
私の中に思い出として残っているなら それでいい
少し淋しくとも あなたが今幸せで 私も幸せだと思うなら
それでいいと思ってる
陽の光を浴びて歩き出すこの道を
すべてを包み込んでくれるあなたを想い重ね
私は一歩 また一歩と歩みを進める
大人になっていく自分に祈りを込めて 手をかざす
陽の光を浴びて歩き出すこの道を
すべてを包み込んでくれるあなたを想い重ね
私は一歩 また一歩と歩みを進める
止まらないこの時を どうするわけでもなく
ただ あなたに誓いを立てた
もう触れる事のできない 陽になったあなたに…
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