信じていたのに…

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信じていたのに…

信じていたのに貴方の全てを… こんなに早く簡単に踏みにじられるなんて… 最初から何も言わないでよ… ねぇ…どうして期待させるような事しか言えないの…? もう何も聞きたくなんかない… 貴方が言った事全てが嘘だったんでしょ…? あぁ…何でもっと早く気が付かなかったんだろう…? 手遅れになる前にもっと早く… 私が貴方を本気で好きになったらゲームは終了… 騙して好きにさせといて後は貴方の手のひらで転がせばいいだけ… 貴方が一言好きと言えばその一言を私は信じるしかない… 好きの言葉は今の私には魔法のような物なのだから… 好きその言葉さえあれば他には何もいらない… ただ貴方に好きでいて貰えれば… 馬鹿の一つ覚えみたいにまた自分の心の傷を増やす… 傷付け何度も何度もそんな奴の為に涙を流す… もう泣く涙もない… 今はもう誰も信じない…大好きな貴方の言葉さえも今は嘘に感じる… 今は、ただ当たり前の日常… ただ何となく過ぎて行くそれが一番いいのかもしれない… 新しい恋に目覚めるまでは… ゆっくり自分のペースで少しずつ誰を好きになりたい… ただそれだけ…
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