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「見て分かる通り、協調性がない子なのよね～」
……たった今いい事をいったのに、僅か5秒で台なしになる発言はよしてくれませんか？
まあ、隣でｳﾝｳﾝ頷いている相島を見ると、実際にそうらしいが。
……やっぱり世の中、見た目なのだろうか……。
「てか、そういうのをなんとかするのが、社長の仕事じゃないんですか？」
「社長だって忙しいのよ！」
いつも通り大きい胸を張って自信満々に言う社長。
……忙しかったら、今俺とグダグダ喋ってないでしょ。
「そうですよ。社長は忙しいんですよ、圭さん！」
そんな俺の社長を訝る目を見たのか、相島がフォローを出す。
「さっきまで、有名スイーツ店を3つはしごしてきたんですから！」
「ちょっと、相島さん！」
ものの見事にマイナスの方向にフォローを出す相島。ドンマイ社長。
「……それはボケなのか？」
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