始まりはいつも突然に

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「そう、こっちも困るのよ。貴方にアイドルになってもらわなきゃ」 「…………」 ……OK、こんなエスパーでFANTASTICな能力は空へ飛ばしてしまおうぜ、ベイビー! HAHAHA。 「貴方、なにアメリカ人っぽく両手をあげてるのよ?」 「いや、何もないぜベイビー」 「何かあるじゃない、絶対!」 OK、上手く話題をリアルに戻したところで、本題に入ろうぜ! HU-HU-。 「何で口笛吹いてるのよ!」 「……それで、なんで俺を選んだんですか?」 「急に普通に戻ったわね」 社長は軽く頭を右手でかかえる。そりゃ、あんな変人スタイルいつまでも続けたら、友達とかできないからな。 「それで、なんでってどういう意味?」 「だから、なんで俺を選んだんですか? 別に顔が良いわけでもないでしょう?」
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