純愛ゆえの涙

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だって私は……死神だもの。 彼の頭に置いていた手を除け、彼の側から数歩離れた。 彼の顔色は少し良くなり、荒い息も鎮まった。 彼に対する気持ちが膨らむ度、私は無意識に彼を傷つけていた。
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