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夏那「………まったく……
…私じゃなければ当たっていたぜ……」
夏那は飛んできた野球ボールを片手で止めて、一緒に飛んできたガラスの破片をもう片手ですべて取っていた……
なんか……夏那がマトリックスを超えた感じがするよιι
そんな夏那の姿をみた神司は、
神司「スゴいですね!!」
さっきまで真剣な表情をしていたのに、パチパチと拍手しながら気が抜けるほどの表情をしていたιι
すると校庭から大きな声が聞こえてきた
「すみません!!!!
大丈夫ですか!!!??」
夏那「こらぁぁあぁ~~!!!!!!!!!
クソ野球部共!!!!!(怒)
あとで覚悟してろ~~!!!!!!!!!!!!!!!」
野球部員は1人残らず血の気が引いたみたいに顔が真っ青にιι
夏那(全く……ι
しかしなんでコイツ私より先に野球ボールが……)
神司「大丈夫ですか夏…」
夏那「名前で呼ぶんじゃねぇ!!!(怒)」
夏那は神司の胸元を握り宙づりにするが、表情も変えずに…
神司「まぁまぁ♪
それじゃなんて呼べばいいんですか??」
夏那「てめぇ……!!!
この状況が分からないのか??」
普通は夏那に対して恐怖が心も体も支配し涙が溢れたりするものだが…
……神司はまだヘラヘラと笑っている…
神司「会長がいいですかね…
それとも『ちゃん』をつけた方が……」
夏那「ふざけているのか!!!!!!」
夏那は思いっきり睨みつけながら神司を自分の顔に近づけた
いままでこの接近した状態で気絶しなかった人は誰もいない……
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