第二話 妄想と家族

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姉の行動に幼さを感じながらも僕は豊満な胸の感触はいいものだと常々実感する。 僕は女性経験はないが胸の感触なら知っている。 そんな意味の分からない優越感をもって女性と話すことがある。 よく女性の中で女性経験のあるなしが分かるという人がいるがあれは本当だと思う。 なんていうか女性経験があるやつとないやつだと女性に対しての自信が違う。逆に無い奴にはそれを感じられない。 ちなみに僕は童貞だが普通の童貞より一歩先を行っているため普通の童貞よりは女性に対して緊張をしない。 だから女性経験があるなしが分かるというわけではなく 女性に対して自信というか免疫が無い奴は女性経験がないという方程式が成り立っているのではないかと思う。 ならば姉の豊満な胸で鍛えられた僕はどうなのだろうか? 中学校まで姉の豊満な胸を生で見ながら一緒に風呂に入っていた僕はどうなのだろうか? 姉の豊満な体をみても一切欲情しない僕はどうなのだろうか? ――はい。どうみてもただの童貞です。 本当にありがとうございました。
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