第一話 大きな大きな黄色い看板

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こんな絶景だが下を見ると汚いように思える風景だが夜になれば一面のイルミネーションへと移り変わる。 僕は東京タワーという場所が好きで高校生になってから なんとなくここにきては世界がこうだったらあーだったらとか妄想をふけらしているのだ。 僕は双眼鏡のところまで行くと100円を入れあの黄色い看板を探す。 僕の学校があのへんだから……。 ――――あった! 看板があった場所に看板が見えた。 双眼鏡から見える看板はなんていうかまた大きくなっていた。 もうその辺の高層ビルよりも長い。 そしてちょうど正面を向いているため文字まで読める程度に見える。 ガコン 僕の視界が突然ゼロになった僕は慌てて双眼鏡から眼を離す。
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