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次の日
学校に行くと…
｢おはようございます、陽斗君｣
校門のところに仁美がいた。
｢おはよう仁美｣
挨拶を返すと、あず姉から何やら冷たいものを感じる。
｢ほぉ、この子が陽ちゃんを………｣
｢あず姉待った！｣
あず姉が今にも仁美に飛び掛かりそうだったから止め、事情を説明した。
｢そっか、よかった～。陽ちゃんのチェリーが奪われたかと思っちゃったわ｣
あず姉、そんなこと新聞に書いてなかっただろ
｢でも陽ちゃんは渡さないわよ｣
いや、それは１番ない。
｢姉弟だから絶対にありえないから｣
｢仁美ちゃん、このアドバンテージは大きいぜ｣
圭太お前いつからいやがった！
｢え？あ……えーっと…｣
｢圭太、仁美を混乱させるなよ｣
｢ハッハッハ｣
ハッハッハじゃねぇよ！
朝から騒がしい。
でも、これはこれで悪くないかな。
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