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家に帰ると、夕飯の準備がされていた。
「ただいま~」
「陽斗お帰り」
「陽ちゃんお帰りなさい!」
「お兄ちゃんお帰りなさい」
「陽斗お帰り。遅いじゃないか」
親父が帰ってきていた。
早いな親父。
「ちょっとギターをさ」
「そうか。
早く片付けてこいご飯だから」
「わかった」
部屋に戻り荷物を置き、リビングに戻り夕飯だ。
この味は……
「なぎ姉が作ったの?」
「そうよ」
「美味いよなぎ姉」
「ありがとう陽斗。
オススメはこのスコッチエッグだ」
なぎ姉オススメのスコッチエッグを食べる。
「ホントだ」
「ありがとう陽斗」
「よし、次はお姉ちゃんが料理してみるわ♪」
なに!?
「あず姉それはやめたほうが……」
あず姉が料理するとダークマターが誕生してしまう。
それだけは防がねば!
「なんで、陽ちゃん?」
「いや、それは…」
「お姉ちゃん料理下手くそでしょ」
なぎ姉直球すぎだ!
「大丈夫よ、次こそは」
「そう言いながら前、黒い物ができたよ」
未夢までストレートに言ってやるな。
しまいにはあず姉が泣いちゃうぞ。
ちなみに料理が上手いのは母さんの次になぎ姉、その次に未夢。
俺は普通なみだ。
あず姉はひどい。
おにぎりを作ると言って、作ったらダークマターが生まれた。
なんで火を使ってないのにダークマターが出来るのかは俺にはわからない。
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