194人が本棚に入れています
本棚に追加
夕飯後はいつもの如くだ。
あず姉が風呂場に侵入してきた。
いつもの事だが大変だ。
次の日いつものように学校に通い、やって来た放課後。
生徒会室に行く。
「今日は目安箱の整理だ」
目安箱設置してたのか。
知らんかった。
会長が机の上に出した目安箱の投書口はモザイクが必要なデザインになっている。
「不信任もんだろこれ」
「でもいっぱい投書入ってるわよ」
あず姉、そんな冗談はいらんよ。
「とりあえず開けてみよう」
会長が目安箱を開けるとたくさん投書が入っていた。
それを一枚ずつ見ながら内容ごとに整理する。
「なんだこれ…」
『仁美様に手を出したら穴ぶち抜きます』
『仁美さん泣かしたら殺します』
『夜道には気をつけろ』
「仁美ちゃんのファンクラブからよ。
これもあなた宛」
『仁美さんの半径500m以内に近づくな』
か…か…か…神様ー
「ごめんなさい陽斗君」
「別に気にしなくていいよ」
「そうよ、陽ちゃんにこんなことをする輩は私が始末するわ!」
「あず姉も何言ってるの!始末するのもダメ!」
「夕崎、姉萌えプレイを生徒会室ではダメだぞ」
「そういうことじゃねぇんだよ」
なんなんだここは。
仁美以外危険な人ばかりだ。
最初のコメントを投稿しよう!