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今日も朝日が気持ちいい。
俺はカーテンの隙間から差し込む光で目を覚ました。
俺の名前は夕崎陽斗。
神楽学園高校に通う一年生。
勉強もスポーツもそれなりにできる。多分普通の高校生だと思う。
俺は早々に制服に着替え、リビングへと下りていく。
「おはよう陽ちゃん」
「陽斗、おはよう」
リビングにつくと、母さんとなぎ姉がいた。
母さんの名前は夕崎奈緒。デザイナーをしている。国内では名の知れたデザイナーだ。
なぎ姉もとい、夕崎渚は俺と同い年だが、俺より早く生まれたから、姉と呼んでいる。
「おはよう、母さん、なぎ姉」
俺は二人に挨拶して、コップにコーヒーを入れて席についた。
俺が席につくと、母さんは朝食を用意してくれた。
俺が朝食を食べ始めると、また一人二階から下りてきた。
妹の未夢である。
未夢は俺の妹で中学三年生だ。
「おはようお兄ちゃん」
未夢はまだ眠たいのか、眠たい目を擦りながら席につく。
こんな可愛い仕草をされると、朝の眠気など一瞬で吹き飛んでしまいそうだ。
「おはよう未夢」
母さんは未夢の朝食を用意した。
そして、あず姉を起こすために二階へと上がっていった。俺が朝食を食べ終えた頃にあず姉が下りてきた。
「陽ちゃん、おはよう!」
歯を磨こうとリビングを出ると、あず姉が下りてきた。
あず姉もとい、夕崎梓は俺や未夢、なぎ姉の姉だ。
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