突然の告白

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だが毎度毎度気にして、星にしてたらキリがないが、お約束だから星にする。 「星になりやがれ゙ぃ!」 「グボァ!」 とりあえず星にしたところで、俺達は学校にむかった。 まぁどうせ学校に到着した瞬間にはいるだろうぜ。 「それとあず姉、なぎ姉、未夢、何抱き着いているんだ? 離れろぃ!」 また抱き着く姉妹達。 ホントに歩きづらい! また無理矢理引きはがし、軽く走って学校に行く。 そして追いかけてくる姉妹達。 このまま学校まで逃げ切ると、校門のところで圭太がいた。 「また会ったな、陽斗」 「あぁ、おはよう圭太」 あず姉となぎ姉にも挨拶する圭太。 学校に到着したら流石に自重する姉二人。 なぎ姉は置いといて、あず姉は学校では優等生で通ってるからな。 ちなみになぎ姉の成績はお世辞にもいいとは言えない。 まぁ普通レベルだと思う、というかそう信じたい。 のんきにしていると、チャイムが鳴り始めた。 「ヤバい!遅刻だ!」 「急ぐぞ圭太!」 「おう!」 俺と圭太は急いで教室にむかう。 「あ!待って陽ちゃん!」 「待て陽斗」 それを追いかけてくる姉二人。 「ギリギリセーフ!」 「なんとか間に合ったな」 遅刻ギリギリだが教室についた。 ちなみに、なぎ姉とは違うクラスだ。 「おはよう陽斗、圭太。今日も時間ギリギリだねぇ」 机に座り、コーラを飲んでいると彩がやってきた。 こいつは沢田彩。 まぁそれなりに仲がいい。なぎ姉とは同じ吹奏楽部で仲がいいみたいだ。 そして、よくわからないが新聞部と掛け持ちしている。 「人を遅刻の常習犯みたいに言うな」 「え?そうじゃないの?」 「違うわ」 俺と晃で抗議するが、彩は笑っているだけだ。 そしてあろうことか、「記録、記録」等と言いながら、俺と圭太の遅刻回数をメモる。
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