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「ダメだよ。かけおちなんて」
「マスミ?」
「篤史のことは大好きよ?」
マスミは篤史を抱きしめた
「でも、あなたは16歳。まだ高校生なの。だから、ね?」
すると篤史は真剣な表情で
「そうだよね。俺はまだガキだから。マスミのこと養ってやれないよね。わかった」
篤史は立ち上がった
「篤史…」
「後、3年まって??」
「え?」
「俺が高校卒業して。社会人になったら。きっとマスミを迎えに行く。そしたら俺と結婚して?俺、この3年間頑張るから。マスミに相応しい男になるから。」
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