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「うん。待ってる。ずっと待ってる。篤史のこと」
「ありがとう」
篤史は笑っていた。私も笑っていた。
「じゃあさ。最後にしばらく会えなくなる前に。マスミ抱かせて?」
そして私に抱き着いた。
「ダメ!」
引き離した。
「え」
「3年経ってからね。3年経ったら私をあげるから」
「アハハ。3年は長かったね。でもようやく。夢が叶ったよ?」
「もう立派になっちゃって。」
二人はベットの上にいた。3年ぶりだった。
「愛してるよ。マスミは。これからはずっと一緒にいようなあ?」
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