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違うの!誤解よ!夫はそれ以来変わってしまった。優しくて凄く理想的な夫[英司]を持つ。ゆりはある日、英司の同僚の正樹にレイプされてしまう。その現場を目撃した英司は浮気だと誤解をしてしまい。だんだん冷酷な素顔を見せ凶変していく。夫は変わった。
結婚2年目、私、八木ゆりは23で主婦をしていて夫の英司はエリートサラリーマンで歳は一回り上の33歳。そんなある日のこと。慶日株式会社、英司が勤めている会社だった。パチパチ。同僚の拍手の中。八木英司がその場で立ち上がった。なぜかというと。英司のおかげで数ヶ月前から進めていた大きなプロジェクトが大成功で終わったからであった。
「君には次のプロジェクトにもリーダー的存在として抜擢しようと思っている。もしそのプロジェクトが成功すれば君を課長にしてもよろしい」
そう言いながら上司の黒岩は英司の肩を叩いた。
「ありがとうございます」
英司は満面の笑みを黒岩に見せた。そして昼休み。英司は同僚の森屋正樹と藤川修一郎と食堂で昼をとっていた。
「けど、さすが先輩。やっぱり尊敬しちゃいます!さすがです!」
「そんないや、ありがとう」
ちなみに正樹と修一郎は英司の後輩だった
「そうだ!よかったらさあ、今日。俺ん家で祝杯をあげないかあ?」
祝杯と二人は思った
「けど突然で奥さんに悪いんじゃ」
ああ確かにそうだった。
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