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「誰?」
「俺です。聡です。」
「聡クン。」
そして二人は別荘に戻った
ゆり達は血の後や花瓶についた指紋を拭き取りながら
「俺、ゆりさんのことがすごく心配でついてきたんです」
「聡クン…全部見てたの?」
「はい…兄さんを花瓶でなぐる前から」
「そう」
すると聡はゆりを壁に押し付けた
ゆりと聡急接近
「聡クン…」
「俺、誰にもこのこと話しませんよ」
「え!?」
「嘘は言いません、ずっと黙っておきます。それにここはすごく人里離れている。湖の中に死体があるなんて。誰も気付きやしませんよ?姉さんが話さないかぎり」
「…」
ゆりは黙ったままだった
「姉さんだって後悔なんかしてないんでしょ?」
「それは」
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