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ゆりは凄く美人な奥さんと社内ではかなり有名だった。
「お前ら変な気まわすなよ?ちょっと電話するから」
そう言いながら携帯を取り出した。
「もしもし?ああ、俺だ。今日さあ、同僚とうちで祝杯をあげるつもりなんだ。問題ないよなあ?いいよなあ?」
ちょっと冷たい声で言った。
「うん。そっかあ。ありがとう」
そして電話を切った。
約・一ヶ月前。今日は夜。飲み会をしていた
「かんぱーい!」
英司達はたまにストレス解消で月に3回ぐらい英司の家で飲み会をしていたのであった。ちなみにゆりは料理を作っていた。
「やっぱり、奥さん!美人ですね!」
正樹は顔を赤らめじっとゆりを見ていた。
「だろ?おい!ゆり!もういいからこっち来い?」
英司はゆりを呼んでいるようだった。
「あっはい」
とゆりはつけていたエプロンをとり笑顔で駆け寄った。そして英司の隣に座った。
「さあーどうぞ?召し上がってください」
「おい!ゆり!胸がテーブルの上にあたっているぞ!みっともないじゃないか?」
かなりエッチな視線で英司はゆりの胸を見ていた。
「だってこの方が楽だから」
「っていうか、本当にいい奥さんですよね?綺麗だあ」
そう言いながら正樹はゆりの胸ばかり見ていた。
「だからってこいつは俺の嫁だ。手出すなよ?わかってんだろうなあ?」
「わかってますよ。それぐらい」
正樹は苦笑いだった。そしてあっというまに夜がふけていった。深夜2時くらいだったろうか。ゆりは3人と一緒に居間で眠っていたようだった。
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